2024年4月10日

神話・小説・物語・劇作などの虚構史観あるいは自己都合の主観による妄想史観の批判

自分がXの返信欄で教えたあんぱん誕生秘話を自分の持ちネタかの様に外国人へ「和み」といった茂木健一郎氏は、他人の手柄を自分のものかの様に横取りする人間だとみて間違いないだろう。
 その茂木氏の知的に不誠実な態度は、史実として大政奉還などに特段の功績もないうえ総じて赤色恐怖主義者の内乱罪人だったといえるのに、司馬遼太郎の嘘だらけの坂本龍馬像を充分に事情を知りながら嘘による当時の対立勢力の貶めを目的に偶像化しもちあげていた卑劣な精神構造と一致する。
 似た事は、当事者らの聞き取りで当人の校閲も入っている『昔夢会筆記』『徳川慶喜公伝』及び当人の聞き取りである『氷川清話』で勝海舟や西郷隆盛が無血開城の主体ではなく明らかに徳川慶喜だったのに、仲介役になったにすぎない勝や西郷の手柄かの様に言い繕う明白な悪意ある不実な人々にも当てはまる。

 幕末史でこの種の小説史観での不正を行う人々は唯の歴史歪曲主義者である。
 茂木氏自身はそれより一層たちが悪い歴史否定論者で、過去の史実を捻じ曲げながら自己都合で解釈し、世界史を自分の妄想でぬりこめようとするのだから要注意悪人というべきだ。彼の妄想史観は百田尚樹氏や天皇一味と同罪だ。