2024年1月21日

2024年京都市長選挙立候補者・松井孝治氏への公共意見

私は東日本に暮らしているだけで、初対面の京都の人達に本当に酷い、いわれのない差別的言動や名誉毀損、侮辱による人権侵害を数えきれない程されてきました。この為、最初は上品と思い込んでいた京都が、心の底から大嫌いになりました。
 京都はまず、その差別やイケズの文化を猛省し、直して下さい。

 エスノセントリズム(ethnocentrism)とは、自文化中心主義や自民族中心主義と訳し、自分の文化の基準が、他の基準に優越すると思い込む考え方を指します。
 平安京を作ってからというもの、京都では、この自文化中心主義が、天皇や市政から植えつけられてきました。自文化中心主義は誤った考え方です。

 京都市が1978年にさだめた『世界文化自由都市宣言』を一つの根拠に、門川大作市政でも、継続的に自文化中心主義が強調されてきました。
 その延長上に文化庁を京都に招きこんだり、皇室を移住させようとしたりして、門川氏らは京都を文化首都だと称してきました。
 しかし、文化に首都などありません。

 文化とは世界各地で異なるものであり、どれかが他に優越するといった概念ではないのです。この様な考え方を、文化相対主義とか、文化多元主義などと言います。
 もしも、松井さんが門川市政を延長させ、これまで通り、京都で自文化中心主義を主張されたいならば、私は、全力でその市政に反対します。

 私には世界のどこで暮らしていても、自分の生きる尊厳を十全に発揮する権利があります。決して、京都市、こと旧「洛中」に産まれていないからといって、そこから、自文化中心主義でいわれのない差別を受けたり、生命の尊厳へ冒涜をなされるべきではないのです。だから私は文化首都なる概念に大反対です。