既存の価値説には次の分類がある。
・客観価値説
1. 労働価値説「商品の価値はその商品の生産に費やされる社会的必要労働量により決まる」*1・主観価値説1-1. 投下労働価値説「価値は商品に投下された労働により決まる」*22. 生産費説「生産物の価格はその生産費により決まる」*3
1-2. 支配労働価値説「商品が支配しうる労働により価値は決まる」*2
3. 効用価値説(限界効用理論)「財の価値は人々が主観的に判断する効用により決まる」*4
4. 均衡説(均衡理論)「市場経済では需要と供給が一致するよう価格が決まる」*5
以上の既知の価値説は、全て、等価交換について詳述した学説だった。したがってそれらをまとめ私は定義する。
等価交換説「市場の価値は交換する価値との等価性で決まる」
参照
*1 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「労働価値説」、コトバンク
*2 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「価値学説」、コトバンク
*3 百科事典マイペディア 「生産費説」、コトバンク
*4 デジタル大辞泉 「効用価値説」、コトバンク
*5 百科事典マイペディア 「均衡理論」、コトバンク