2023年2月12日

茂木健一郎理学博士から特別に学べる事

茂木健一郎は当人が佐賀という幕末・明治の反政府テロ史と侵略罪、異文化弾圧を誇る文化圏から現れ、無法さ全般を彼には親しめる粗暴ミームとしてまき散らしたいのだろう。このためひろゆき一味の賠償金踏み倒しに驕る反社会性や、綿矢りさや村上春樹、紫式部らの姦淫描写に満ちた下品な作風をほめる。
 コロナ禍で五輪の有観客強行を煽り、科学証拠主義と出羽守的欧米崇拝の乱用によってノーマスク・テロ、宇露戦でもっと戦費が必要とか国内で兵器開発すべきとか科学者倫理にもとる主戦論を唱えだしたのも、茂木の粗野な本性が尻尾を出しただけなのだろう。本居宣長やニーチェの反道徳主義に共鳴したのも。小林秀雄の戦争責任放棄発言に共鳴を示したり、ホロコーストのギャグ化に表現自由権を認めろとナチハンター本部に特攻したのも、坂本龍馬や吉田松陰らの様な反社会的無政府主義者に礼賛を惜しまなかったのも、嬥歌以来の日本の伝統だろうJ-pop恋愛詩を貶すのも、全ては彼のお里を示すのだろう。

 これほど多くの実例があるのに、茂木がただ善良で大人しい人格だと信じ込んでいる信者は、完全に目が曇っている。彼の暗面が常に顔を出しては隠れているのに、彼が大魔王だと思っていない人々は、サイコパシーというものが分かっていない。大量虐殺犯の裕仁やヒトラー、トルーマンにも明面はあった。
 幸運だったのは茂木が十分に利己的だったので、わざわざ公務に就きたがらなかった事だ。もし彼が政治に関与していたら何らかの甚大な禍が公衆にもたらされた事は絶対に確かだ。既にアートの審査委員としては子の焼死事件を間接的に起こした事があった。大量死が起きても理系サイコは利己を第一に思う。

「日経テレ東大学」なる教育基本法違反の自称大学は、高橋弘樹によって、ひろゆきこと西村博之と成田悠輔の反社会的発言を炎上商法式に持ち上げる形でYouTubeを汚染し続けていた。倫理崩壊が起きていた事は絶対に確かだが、日経がその事に気づかなかったのは奇妙な事だった。日本で最も権威ある経済紙が墓穴を掘った。茂木はここでも一度は出たかったなどと発言していた。日経テレ東大なるものが名前としても存在としても違法なのは明らかだと当人は気づいている筈だ。茂木は以前「月下大学」という名で動画シリーズを作ろうとしたが自分は親切心で違法だから塾の方がよいと教えた。その後彼は同名で更新しなくなった。

 成田は高齢者抹殺論者の理系サイコとして浮名を流したが、日経テレ東大が何らかの内紛でチャンネルごとやめさせられた事を機に、地上波などに軸足を移すつもりだとみられる。イェール・ネオナチとしては某弁護士による大学当局への通報も多少あれ動揺をもたらしたかもしれない。悪ふざけは永続しない。

 茂木は成田の高齢者抹殺論にはじめ怒りを示していた。茂木の暗面が発動したのだと気づいていない信者は、彼が年齢差別に義憤を示していると勘違いしていた。当然それは表面的な言い分で、成田の人気が高まるにつれ、遂には彼の側に立ってさも擁護する様になった。自分には少なからず予想がついていた。茂木は単に自分が高齢者側で被害を受ける事に怒りを示したのである。彼は基本的に自由至上主義者だと発言する事がある。要は利己心が完全に正当化されているので、彼の中ではコロナ禍五輪の有観客強行で体の弱った高齢者が大量死する事は何ともないのだ。
 そのため、成田側に回れば有利ならそうする。

 歴史否定論というサイコパシーの極度が現れている茂木独特の悪魔的な歴史歪曲主義がある。彼にとって神経科学上の記憶の再構成が客体的事実の否定に使われると、自分に都合がいい物語しかありえない、と解釈される。それはさも小説が歴史に代わった世界だが、そんな国は統計でも国会でも嘘をつくだろう。

 自分ははじめツイッター上で「最もましな」知識人を探していた。それというのも自分は飽くまで知識階級に属するだけの知性の持ち主だと思われるので、同類がいないか自然に友誼を求めるからだ。だがみつけた茂木は、上記のよう人格異常者だった。自分は直感的にそれに気づいていたので彼と会わなかった。彼は孤独なのだ。それは自分にも理解できる。何しろ彼の脳は少なくともIQに関しては並よりは高いかもしれない。メンサ会員になれた様に。だが、欠点もそれに応じて激しくある。専門化が激しすぎて一般教養に欠けているし、特に人文系の学問の苦手さは手に負えない程で、できのいい高校生より大幅に劣る。
 暗面というより彼は或る種の天然だったのだろう、はじめは。だが九州の方田舎の昆虫好き少年が、小林秀雄の本や友の出版社とのつてを頼りに養老孟司にもちあげられ、マスメディア経由で手にした同時代名声やSNS権力は余りに大きすぎ、彼の生まれ持った虚栄心に甚だしく訴えてきた。闇が口を広げていた。茂木を飲み込んだ闇は、彼が虚名を求め続ける様に彼を動かそうとした――はじめの彼の本が最初のアマゾンレビュ―で酷評された時、彼は激怒してそれを取り下げさせた。彼の中に、もう萌芽はあったのだ。暗面におちるだけの理由は、激しい選良意識だった。それが俗物根性に転化してしまえばもどれなかった。

 茂木の仕事のうち歴史否定論が最も狂った成果で、この闇の理説が誰かに乱用された時、破滅が訪れる。どんな大蛮行でも別の天皇都合の嘘のおとぎ話に書きかえてしまえば、どの悪魔だって英傑化できる。竹田恒泰にとっては随分有難い筈だ。右派一般にとっても自分達の利己的な暴力沙汰を擁護して貰える。
 三浦瑠麗や東浩紀ら、茂木の大学以後に出会った盟友といっていい人々は、彼にとって善友だったろうか? 自分にはそうは思えない。津田大介とはあいちトリエンナーレ2019以後縁が遠ざかった様にみえる。彼らは飽くまで世俗的利益を得る為の便宜的関係の様だ。大人の友情とは、汚いエゴ抜きに語れないのかもしれない。ホリエモン、古市憲寿、落合陽一といった大衆ネットメディアの寵児と言っていい人々に茂木は随分近づいた。それらも、彼の暗面がいざなっていた名声獲得の手段になっていた。tehuやゆたぼん、ひろゆかないなど、彼が少なからず利用対象にした人々のその後をみていれば、彼の弟子育成能力には疑問がある。

 我々見物人は、茂木が巻き起こす論争に一々反応してしまい易い。それは彼が炎上商法をしているだけ、と気づかないでいるからだ。
 茂木自身は彼のサイコパシーが帯びる不徳さが、世間の良識と摩擦を生じさせると気づけないので、毎度炎上しているのは彼が知的だからだと自己愛により信じきっている。

 茂木の様に風変わりなネット長者は中々みられない。それで我々は興味深い観察対象にしてきた。だが、彼から特別に学べる事は、倫理や人間についての学を軽視したら、彼の様に片寄った人格を形成する、という動かざる証拠だけだ。それは恐らく反面教師以外なにものでもない。物理主義は人間をダメにする。