2023年1月20日

前衛景色

自分は残りの人生も
極力全て勉強に使うだろう
これまでもそうだった
20代前半親友の小野君に言った
勉強が人生の目的だと
彼も同意していた様だったが
本気でそう思ってるかは謎だ
自分は本気でそう思ってきている
実際全時間を勉強に使う
自分には達成すべき未来がみえており
そこに必ず行くしかない

我々の仕事は前線で点を取る事
それ以外なにもない
少年サッカー団でもフォワードだった
点を取る事に全てを集中していた
今も同じ
モギケンは後ろの方で楽しくやっている
点が取れなければ勝てないのに
そもそも勝つ気もないのだろう
遊んでいる暇とか寸分もない
勉強以外僕は何もしていないのだから

一ついえる事は
前線で点取り屋をしている側には
全てが見えているという事
まるで球がスローモーションのよう
綺麗な軌道を描いて動いており
それを足元にいれゴールに蹴り込む
機会が常にくる訳ではなく
全力で駆け続けなければならないが
やるべき事も点が決まるのも目に見える
雑魚は点が取れない

「前衛」という言葉はよくできている
芸術の世界で
特に美術界でよく使う
実際その位置にいるとその通り
戦の比喩なのだろうが
勇気だけを頼りにひたすら前進し続ける
突破できないと職能が果たせない
だからあらゆる知恵と工夫で切り抜ける
あらん限りの努力など当然で
何の報いもない
死して屍を残す

見たらわかる筈だ
我々が特殊な職業だと
我々は特殊な感覚を持っている
それを使わないと鍵があかない
時代が閉鎖している限界は常にあり
我々は罠を回避し答えに辿り着く
命懸けで抜け出す檻があれば
その獣の目が必死だと気づく
もし勇気の火が燃えていれば
いつか誰も見た事がない風景を見るだろう