卑しい人達は尊い場所や暮らし易い地域を貶めている。そして住みづらい過酷な過密都市部や、大自然の観光地をやたら好む。
彼らはその様な考え方によってろくな人生を送っていないが、それは彼らが犯罪性向を持っている人々だからだ。都市部を好むのは犯罪率が高く、そこに性悪で道徳心のない彼らの同類がいるとみなしているからであり、大自然の観光地を無闇に好むのは、彼らの中ではそこを一時遊びほうけて汚して帰るつもりだからである。
逆に彼らには合理的な思考力が全くと言っていいほど欠けているので、都市部を開発している住宅・建築・建設業者や、遠出で金をとれる観光・交通業者のなすがままになるばかりか、暮らし易さの類を冷静に評価する能力が寸分もない。また尊さとは何かを認知する能力も想像をこえ全く期待できない。
こうして都市部には卑しい人々がたかっているものだ。その傾向は都心部に近づくほど高まる。
彼らが口先だけで現実の真逆の事をのたまうのは全て嘘にすぎない。悪意から彼らは言動しているのだ。愚にもつかない差別や浅ましい偏見をまき散らす事は彼ら自身の卑しさを正当化するからである。
特に彼らが最も忌み嫌うのが「農村」である。そうであるかぎり農村は、全ての人々の生活環境の中で最善・最美で最も尊い場所なのだろう。下賎な者にとってそれほど住み心地の悪い場所がないという事は、裏返せば、そこが道徳的精神の持ち主にとって最も好適な事を同時に意味している。