2022年6月1日

幸の前提

下劣な人々と関わりあいにならない事がこの世では幸の必要条件である。下劣な人々は諸々の悪徳をもちこんでくる存在だからだ。
 下劣な人々と遠く離れ、彼らから何の影響もない場所をみいだし、そこに安住できれば人は決して不幸になりはしないだろう。だから下劣な人々を避けて生きる為、彼らの決してやってこれない場所をみいださねばならない。

 下劣な人々は同類と群れてふえる。だがその一生は不幸である。彼らのみいだしている幸福とは飽くまで利己的な快楽にすぎないからだ。彼らの社会にあって幸福というものは快楽から区別されていない。そうして彼らは人でなし集団を作り、その間で差別や偏見、公害をまきちらして自慢しきっている。だがその生涯はどこまで行こうとも不幸なままである。