僕らは何度も世界の終わりに直面していた誰もいない世界にのこされた唯一の希望それも失ってさまよう日々のなか遂にみつけた唯一の友も心が病んでいた
絶望しかない世界で繁殖し続ける動物達彼らには自分の頭というものがついていないまるで機械みたく自動で増え続ける周りを埋め尽くした悪意が攻撃をしかけてくる
だが人のいない世界ではもはや何の遠慮もないだろう
俗物で埋まったこの星のどこかでそれでも救いを求めている人がいる彼らは何もかも諦めたとはいえまだ死んではいないだろう