自分より愚かな人達の文言は、聞くに値しない。そしてそれは殆ど無限にある。
現代の日本人一般は、若い世代になればなるほどますます国語が読めなくなっている。かれらは文字面だけを追うし、文脈を読めない。そういう国が「発展した国」「先進国」のままであり続けることはまず不可能だろう。
日本で凡人と自認している人達は、大抵、凄まじく邪悪である。
愚かな人達は、高度な事や難解な事を嫌う。自分達に分かる範囲に安住し、その範囲にあらゆる賢愚があると信じている。
こうしてかれらは手近な芸能人を自分勝手な妄想で偶像崇拝し、また裏切られる。
愚者を研究する事は、頻発する誤りに伴う必然の結果や、悪徳のしくみを知る事である。
愚者の集団では悪徳小説家、つまり悪い嘘つきが甚だ出世している。東京や関西を見よ。