愚かな人達について分析する事が、人類にとってほぼ全ての人文学の内容であり、その外にあるのが理想主義である。賢さは常に後者に属する。 しかし人文学は、哲学にとって、その基礎段階にある全科学(数学、自然科学、社会科学)を用いた最後の必要学識であり、道徳と呼ばれるものは全て、それらを超えている賢さの部分である。
私が賢い科学者を一度も見た事がないのは、上記のわけであった。