僕の全人生で後悔が一つあるとすれば
ある奈良女の世話をしてしまったことだ
この人は酷く俗悪な人間だったのだが
自殺志願していたのでつい助けてしまった
だが最終的にこれが自分を酷く傷つけた
なにが間違いのもとかといえば
この女はある種の媚態をもっており
神経症傾向が高い相手にありがちな話で
当人が毎日180度異なる態度をとるのだが
結局これに自分が翻弄されてしまった
同情さえしなければ自分は安全であった
慈悲心さえ持たなければ傷つかずに済んだ
僕はイエスが間違っていたと悟った
この世には助けるべきでない相手がいる
あの奈良女の内面は俗悪の極みであった
しかし同時に精神的弱者であり
恐らく親の精神病質の犠牲者でもあった
京阪神に隣接した教育県の失敗もあった
だがそれら全てが1人の女に結晶し
それらを世話人の自分が背負わされていた
相談に乗るほど精神的負担ばかり重なり
結局自分は最終的に濡れぎぬされた
相手は自分が暗に止めても整形手術し
のちコンビニバイトの京都男に発情しだし
その挙句自分へ性的嫌がらせの冤罪をした
当然ながら自分が性的嫌がらせなどしない
自分はもともと性善的人格で
常に相手の為になるだろう行動しかしない
これで親しい人に優しすぎるといわれる
言葉尻を捉え性的嫌がらせしてきたのは相手だ
その奈良女は世話人に後ろ足で砂をかけ
自分の善意や多大な自己犠牲を全て無碍に
彼女ひとりの浅ましい性欲で発狂気味に
自分へ濡れぎぬを着せ威張り散らしていた
人があれほど醜いけだものだとは思わなかった
初めから違和感を感じていたのだが
恐らく全く別の生物が生きており
その異物の一員があの奈良女だった
唯一の救いは
その女に現実で出会いを持ちかけられても
自分が恐怖で拒絶したこと
余りにその女の日常の様子が異常すぎ
全てネット上の会話に限って相談に乗ったので
命までは取られなかった
自分の心は修復不可能なほど傷ついたが