2020年12月19日

ツイッター地獄説

恐怖感で何も手につかない。ツイッターで2名の犯罪者みたいな人達が、こちらから話しかけてもいないのにひどく誹謗してきたのだ。
 具体的に彼らは私が茂木健一郎氏のツイッターアカウントへ、私の公的意見を返信していた部分を見るや、その一部の箇所に難癖をつけるつもりで返信してきた。だがその難癖はどの方位からみても彼らの誤認だったのは明らかだったので、「無知で説明できることを悪意のせいにすべきでない」とハンロンのかみそりで解釈し、丁寧に彼らがなにを誤読・誤解しているか私は説明してあげた。

 ここからが大変恐ろしい。今も手が震えるくらい怖くて食欲が失われ、何も食事できていない。

 彼らは私の返信をみるや、わけのわからない悪意で返信してきて、私にあらぬ濡れぎぬを複数着せだした。彼らはどちらも匿名または実名が特定されないアカウントらしく、少なくともいつでも逃げ出し易い条件にいた。その上で、個人と一対一で紐づけられる私へ、多方面から論拠の破綻した言説で、いろいろ誹謗中傷してきた。
 これらに対処しなければいけないので丸3日から4日が潰されてしまったのだ。それだけでも私を大いに失望させるのに十分すぎるが――何しろその間に進められた仕事の絶対量を思えば二度とやってはいけない親切だったのだが、彼らの無知によると思われた誤読を、少しこちらの身を切る犠牲による善意の説明で解いてあげれば彼らとすれば彼らの大幅に誤った文章読解の過ちを反省でき、結果、そこで元々語られていた内容(経済学や歴史学上の多少なりとも学術的な議論)にも少々及びがつき、彼らの人生も改善するのではないか、と、国語教師的感覚だったのである。だがこれは全くの間違いだった!
 得られた教訓は、「愚者には全方位から近づくな」。
 彼らは単に通り一遍の文をよみとれないだけ愚かなだけではなく、根底に悪意を持って他人に接するだけの人々だったので、自分は彼らに、私側の親切心を誤解され誹謗されたばかりか、最終的には濡れぎぬや名誉毀損までされた。それはとんでもなく恐ろしい経験で、私は恐怖感のあまり今も、やるべき事が何も手につかない程だ。

 ツイッターの通知を切っていた。これは私には必須だ。悪意ある人々、衆愚としかいえない人々が大勢たかってくると経験的に知っていたから。
 だが5日ほど前、少しはツイッター民らが改心しただろうか? と、そして自分の側が戦う覚悟さえ決めれば、彼らに対処できるのではないか? と仮定し、再び通知をつけてしまったらその1、2日後これらに巻きこまれた。自分には無理だ。ツイッターは地獄なので、少しも関わる事ができない。そこに溢れかえっている人々は自分とは何から何まで違っている。それも遥か悪い方に。

 自分にできる唯一のツイッターの使い方は、全く何もそこで知らない他人からの返信を読まないよう最大限の注意を払い、そのためあらゆる対策を講じ、なおかつ、なるだけそこで発信しない事でしかありえないだろう。それというのも、愚者や悪人達はそこで彼らよりましな人々を害して、責任を取る事もできない。取るつもりも一切ない。そして傲慢に、彼らの方が正しいと思い上がっている。
 かかわらないのが最善の人々がツイッター民一般、その中で荒らし以外の最もましな部類の人さえ、私の目には暗愚な部類なのだから、そこから学べる事は人間性なるものへの失望感だけだ。