2020年11月20日

文化相対主義への無知と傲慢

東京都は原発、コロナ禍、諸犯罪、差別的な偏見報道など諸々の公害を自己統御できぬ地上で最も卑しい集団の一つといってもいいが、その事に悟りうる都民は殆ど皆無である。
 同じく、西洋中心主義者、米国第一主義の信奉者、京都中華主義者などは自らの傲慢を終ぞ反省しえない。彼らの意識は自文化中心主義、自民族中心主義を相対化できないほど外部の異なる価値観を持つ世界に閉じてしまっているのだ。
 薩長土肥京芸こと、幕末、無政府テロリズムの暴走や、前将軍への濡れぎぬに耽って国政を専横した西日本各地(具体的には鹿児島、山口、高知、佐賀、京都、広島の各県)の人々が、自らの侵略犯罪や、自己中心的に暴政を正当化する悪意ある歴史改竄に何の痛痒も感じないのは、彼らの文化相対主義への無知によっている。