2020年7月30日

妊娠するかもしれない望まぬ性行為の拒否・抑制を教える貞操・純潔教育も、人工中絶権の公認同様、人類一般の性生活の自由度を高め、妊娠選択権をも広める

大阪弁で小説書いてたのと村上春樹と対談してたの以外、昔2ch文学板でそれっぽい関連者だかが編集者だかなんだかとの情事? で暴れてた印象しかない川上未映子という小説家が、ある産婦人科医の「日本では避妊含む性教育が不足してるから安直に緊急避妊薬に逃げる」とのコメントに噛みついていた。
該当ツイート該当ツイートが引用してるツイート

 で、三浦春馬氏の家族を毒親扱いで名誉毀損してたヘフェリン・サンドラというひと、またこの産婦人科医をも禿げ? と公然と侮辱していた。ツイッターで犯罪しすぎかと。

 日本女(高校生女子)が最低でも米中韓より圧倒的に貞操観念ない(多分、世界で一番貞操がない可能性が高い)、と日本青少年研究所調査でわかっており、しかも少なくとも北欧圏みたいなのと比べて圧倒的に公に性教育してないので、性病罹患とか含め日本女一般、望まない妊娠も無数にしてると思う。
当該調査

 しかも乱倫淫行小説『源氏物語』がいまだに権威もってるみたく、平安京女も、江戸町女も貞操観念が殆どないに等しかった。ほかいなかで武士階級や儒教の影響度が強かった地域(ゆえ北海道・沖縄除く)のがずっと大阪東京みたいな大都市部より貞操観念はあると思う。
 前田津紀夫氏の説(性教育が日本には欠けているので安易に緊急避妊薬に流れてしまう)は国際常識として当然といえると思うが、なぜか、佐藤倫子氏という香川の弁護士の人が彼を「悔しい」と批判する。世界の中で置かれている日本女の中世性というか異常な貞操なさ、阿婆擦れさをどう思ってんだろうか?
 ヘフェリン氏のは唯の前田医師の容姿への侮辱罪だから、三浦春馬氏とその遺族への度重なる名誉毀損罪もそうだが、いづれ親告罪なんで誰か被害者に訴えられるに違いないと私は確信している。

 佐藤氏は恐らく唯の(性教育の)国際常識知らずかと思うが、川上氏はなんだろう?
 まず前田氏は緊急避妊薬の販売是非とか、画像で確認できる範囲で一切してないだろう。川上氏による妄想で、前田氏に濡れ衣きせてるとしか判定できない(2ch文学板でも嘗てほぼ同質の川上氏による認知錯誤っぽい事件で、スレッドが凄く長い間炎上していた)。
 次に前田氏が「性差別者」であると判定できる箇所は、画像から全く自分には確認できない。若い世代への性教育が、日本では他先進諸国に比べ最も行われていないので、貞操観念さえ米中韓より圧倒的にない状態に留まっている、という事実は、唯の現実である。それを指摘するのは性差別と何の関係もない。
 更には前田氏は何者かに何かをお伺いたてようともしていないのも、これまた明らかである。とするとそれに該当する川上氏による濡れ衣もまたぞろ明らかである。たった140文字の間にいくつ濡れ衣を着せてるか数えたら随分暴けるものの下らなくもあるから自分はやらないが各自。最低でも複数個所ある。
 緊急避妊薬使うなとか、使ってはならないとか、使うならお伺いを立てろとか、誰がどうみても前田氏は言っていない。国際常識に比べ日本の性教育の後進性は相当ですよって、比較文化論的な一般教養の範囲で大学学部で習う。よほど上野千鶴子みたく極端なフェミニズムでもない限り無視できない知識だ。

 で。日本の性教育がどう行われているかだけど、小学生で一通り保健体育やるだけで、他の教育一切うけない。じゃあどうやって性の知識を子供が得てるかというと、エロ漫画とかアダルトビデオといったポルノである。これで避妊なんざ学べる筈もないし、パートナー尊んだり思いやる能力も一切育たない。
 川上氏がぶちぎれたり、ヘフェリン氏が口汚く罵ったり、或いは佐藤氏が「悔しい」と謎発言したりするのは、日本女(又は日本女社会)特有の、中世的な無貞操社会を強化したい、との文脈だと受けとれる。それに上野氏的フェミニズムを上書きし、女性に性の解放を! って煽れると思ってんだろうきっと。
 しかしながら、彼(女)らは完全に前田氏ら産婦人科医会側の文脈、性教育が余りにないから事後避妊の悲劇が繰り返されている、という指摘を、全く理解できておらず、或いは僅かに理解できたとしても性欲の方が強すぎ、もっと自由に淫行したいが故に、事後避妊でいいやろ! といっているわけである。
 現実には産婦人科って、胎児やその初期段階の受精卵を、死に至らしめるのはできたらやりたくないかもしれない。そりゃそうだ。ある意味では生命倫理の面で、認められた合法的殺人なんだから。商売ともいえるものの、倫理面でやらなくて済むならそれに越したことはない。寧ろ医会の誠実な訴えである。

 こうともいえよう。彼(女)らは、いわば(ヘフェリン氏の場合は、ハゲ云々と外観主義で医師を罵ってる文脈上、間接的にそうなんだろうが)避妊肯定論者であり、避妊否定論者を単純に措定し(そんな中世キリスト教的な医師はこの議論の渦中にいないんだが)、仮想敵の妄想に向かって石投げてると。

産婦人科医会側の見解
1.望まない妊娠を事前に防ぐ(それに繋がる性関係を女性も進んで拒否する)性道徳の教育を、子供の段階から他先進国同様に行う。

川上氏らの見解
2.望まない妊娠をするのも、それによる自由な避妊も女性一般の事後選択権であり、産婦人科医は顧客の要求に従っていればよい。

 結局これって後者の本質にあるのは、例えばコンドーム等の避妊方法使った性行為では十分に快楽を得られないので、又は女性側がピル服薬するのは面倒なので、望まない妊娠するのは快楽面で有利な性行為を求めているウチラ(女性全体でない)がいる以上、性教育なぞ有害無益やって意味かと思うのである。
 いわば功利主義的な快楽追求の面で、性道徳教育で望まない妊娠・避妊を避けさせる「貞操」はいらない! 余計な事するな、却って淫行追求しづらくなるじゃないかって、一部の淫行嗜癖(ここでは必ずしも悪い意味ではない)が主張しているに過ぎないのが実際の所ではないだろうか。

 では人類の女性全体でみて、その淫行嗜癖に論拠をもつ「性教育無用論」「事後避妊権」の主張が性依存症以外の女性に、広範にイイネされるかといえば、僕が世界情勢みる限り微妙な感じがする。京阪や東京みたいに昔から遊郭があった性産業が日常一部の文化圏ならいざ知らず、大抵の人は貞操観念がある。
 恐らく国際通念に照らし、人権と矛盾しない範囲での女性の避妊(事後)選択権と川上氏がいう事柄、即ち人工中絶権とは別に(それも一部宗教、例えばキリスト教の一部では否定される為、信仰によっては倫理的善とは認められない)、事前避妊の教えも必要、と人類の女性一般は考えると思う。
 結局、一部の淫行嗜癖論者にとっては快楽の為に交尾し望まぬ妊娠しようが中絶してしまえばよいのであって、それは殺人には該当しない、即ち罪を感じるべきではない、との世論を煽ろうと頑張っていると思われるが、日本人一般はそこまで淫行嗜癖度が高くない為(性生活に満足してない)応じないと思う。
(図引用元:http://honkawa2.sakura.ne.jp/2318.html

「(他国に比べて)別に性生活にそこまで執着してないけど」ってのが日本人一般の世論であり、そうであれば、淫行嗜癖論者が表向き人工中絶を正当化する論陣を張って望まぬ妊娠もいいやろとか雑な論点も、このハゲ~とかひどく下品な言い方で、フェミニストの一部しかあおれないと思うのだ。
 いうまでもないことだが、強姦とかで望まない妊娠をした人が(人類学的にみると元々人類はそれでも他動物同然に生命を繋いできたから、義務ではないとしても)堕胎したいんですってのは、カトリシズム信徒とか一部を除いて、誰も倫理的に責めてないと思う。