日本人と名乗っている自らの生まれた列島に住まっている連中の品性下劣振り、下賎振り、愚昧振りにはもはや何一つ驚かないまで諦めきっているのだが、猶もやつらの日々の退廃的言動を眺めているともはや博愛だの慈悲だのと呼ばれている虚妄が完全に嘘なのだと、自己欺瞞だとよくわかる。
相手が猿ならまだ納得できたものの、人類と自称し常々自分に悪意ある言動をとってくる邪悪な科に属するのは受け入れがたく、一刻でも早く自ら高貴な進化した存在と自己定義し、この邪悪な島国を去らねばならない。だがヒトの絶滅後にしか安住地が見当たらないとすれば。
少なくとも私がヒトでないのは明らかだ。特に日本人と称している似た言語を話す連中の愚劣さは全く自分と同科の生命体とは思えない。恐らく私の遺伝子そのものが変異したのだろう。私の子孫は、必ずやヒトより進化した種として生存域を広めていくと思う。私が子孫を残したとすればだが。
嘗てチンパンジーなり類人猿の一員だった中でも、自分の先祖となる種はやはり今の私と同じく完全に、周囲にいるのが仲間ではないと感じていた筈だ。私も全く同じで生まれてから一度たりとも似た言葉を話す猿の様な連中が、心から仲間だと思えた試しがない。みな何かの下等生物にしか見えないのである。
私の推論が正しければ、ヒトより進化した種なり科として、私の子孫が未来に生存しているだろうから、その子孫がこの文章をなんらかの仕方で解読したら納得してくれる筈だ。そんなことがあればだが。未来の世界の教訓として、遺伝子が進化した時点では既に意識の面でも、過去の種ではなかったのだ。