2019年8月12日

資本奴隷制へ順応する成金政商と衆愚

サブカル地獄、同人誌地獄の東京下衆社会だの京アニ界隈だのが外国なら心から軽蔑できたのに。つまり彼らの存在は私から徹底的に愛国心を殺ぎ取る役割だ。恐らくここには重要な点が大いにあり、もう愛国心とはほぼ完全な悪徳に等しいのだ。そこに入り込んでくる衆愚は仲間にできない賎民でしかない。
 私は社民主義を一時期、ノルウェーの友人を通じ、自由主義やら資本主義やらより優れた社会思想だと感じていた。しかし現実にこれを日本人衆愚に伝えるのは不可能だった。余りに愚昧すぎる国民に利他性など理解できよう筈もない。彼らは国家社会主義自民党を支持しつつ社民主義との違いは理解できない。日本人衆愚はGHQや皇室、自民党員からの洗脳で社会主義、共産主義、国家社会主義、フェビアン協会以後の社民主義・民社主義等を全然見分けられない。大学教授一般も米英の自由主義的経済学、民衆政治的政治学へイデオロギーが極端に偏っている。彼らは現代中国から学ばず興隆も予知できなかった。
 自由至上主義が国家を解体なり無効化するのは確かだろう。社民主義、共産主義などの共同体思想が成立しない国々は全体の利害より個人のそれが優越している。そして資本権力を背景に、堕落した少数支配の金権政治が行われる。富者寡頭政なり富者独裁政が自由至上主義者の行き着く果てだ。日本国内、特に東京圏の成金や自称メディア文化人らはほぼ、思想内容は自由至上主義に等しい。彼らは表面的に自民党とそれ以外の支持者に分かれているが、経済に関しては自分の利害損得で動くエゴイストだからだ。右派・左派の分類は便宜的なもので、彼ら東京成金は利権に有利な方に着いているだけだ。つまり彼らは己の金儲けに有利な方法で動く、単なるエゴイストに過ぎず、国家権力云々は実際には政治道徳の埒外なのだ。これは自民党員にしても皇族にしても質や程度の差こそあれ本質が同じなので、日本国なる利益共同体は寡頭支配者の拝金主義的な金権政治に陥っているといえるであろう。
 東京圏外の成金も、パナマ文書でわかるよう程度こそあれ似たり寄ったりなので、根本的に日本国政府は多数派の貧民、彼らは同時に東京だの京都だのから商売で流される俗悪で幼稚なサブカルに夢中になっている類の無教養な衆愚だが、それら中下流を搾取することにしか関心がなくなっている。
 私が憎悪し、嫌悪し、忌避し、呆れているのはそれら衆愚なのだが、別の軽蔑の念を東京成金だの自民党員だの皇族にも感じる。なぜなら衆愚も金権政治家も生活様式こそ違うが目指しているのは醜悪な国、資本奴隷制への順応だからだ。人間の物質化。だから私は日本国に何の共感も覚えない。何一つとして。