2019年7月24日

空っぽの不幸消費文化

あれだけ京アニ京アニさわいでいたのに(京都アニメーション炎上事件のこと)、数日したら無音。遺族感情など脳の片隅にもない。この日本人全般の「他人の不幸を消費する」感覚はものすごく気持ち悪い。そして都内マスメディアやそこに関わる自称文化人どもがあらゆる人間を、非情の死でさえ、視聴率の具にしているのがわかる。
 ツイッター芸人どもは売名の道具に、他人のあらゆる不幸をあげつらう。それも空気に流され一時的に同情しているふりをする、という最大の偽善で。
 それがただの演技なのは数日後、彼らがなにをさえずっているかみれば一目瞭然だ。いうまでもなく彼らの脳は空っぽなのだ。