2019年6月20日

国政の見通し

「デフレ自慢」という安倍氏の非難に同意する衆愚側は、インフレ(物価高騰)なのに実質賃金も経済成長率もあがっていない現状をよりよい状態とみなしたいのだろうけど、自分達が物価高騰・実質賃金低下の犠牲になる庶民だという自覚がないほど愚かでびっくりする。だからこそ犠牲になるんだろうけど。裏返せば安倍氏は詭弁で衆愚を騙し、消費増税でも輸出企業は無税で済むという抜け道を利用しトヨタなど大企業を優遇、庶民を終身雇用解体で虐げ増税の犠牲にしているわけだ。そして衆愚側はこの暗君に拍手喝采している。一言でいうと安倍氏も衆愚もどちらも愚劣すぎ、公徳が欠けている。
 本来、有徳な政治家なら大多数を占める庶民によい政治を行い、それをそうと理解できる賢衆側も拍手喝采する筈だが、現実は全くそうなっていない。しかし恐らく安倍氏と忖度衆愚の脳内で、この名君と賢民の理想的公が実現しているつもりなのではないだろうか? 客観的にみて三流の国という話だ。
 古代ギリシアやローマ帝国の滅亡直前、無能な指導者が跋扈し衆愚政の様な状態が到来した。令和初期の日本は完全にこれに該当する。
 日本政府が破綻するか、何らかの救世主が現れ政界を刷新するか、どちらかしかない。
 唯一つだけいえるのは、安倍氏という独裁者、自民党という寡頭政党、そして保守衆愚にも何一つ期待はできない。彼らは本気で日本を滅亡に向かわせているし、今後も彼らの最悪政治を次善なり最善と思い込み続けるだろう。なぜなら安倍氏、自民党、衆愚のいずれの人物も公について暗愚だからだ。
 日本政府が破綻した場合、現代ギリシア状態でかなりの混乱が起き、国民の生活もそれなりの危機に瀕するか、さもなければ破綻を先延ばししながら藤巻健史議員が述べている様、ハイパーインフレ(超物価高騰)状態に陥り、国民一般に生活苦が蔓延するだろう。そして政界刷新が起きねばこの方角しかない。

 国民一般がなぜ衆愚化したかだが、自分が見ていた範囲では彼ら日本人一般というのはマスコミ・ネット等のメディアリテラシーが病的に低い。新聞やテレビ、ネットの情報を鵜呑みにして本気で疑問に思っていないのだ。教育の中で、哲学的作文や討論などで批判的思考を育てなかったのが大きな原因らしい。彼らは逆に「和」という同調圧力の全体主義ファシズムを絶対教義とするよう誤った方向の教育でしつけられていて、ほぼ全員が天皇制ファシストの狂信者でしかない。この意味では国民性に日帝時代から特に進歩がないといえる。逆に第二次安倍政権以後は、ますます退行したがっている節すらあった。
 更に不幸なことに同時期に「ゆとり教育」と呼ばれる、ある種の手抜き公教育が行われた結果、若者世代での学力や思考の水準も物凄く低下した。幼稚化がそのまま、和のファシズムと結着し、若者世代の中では「衆愚でなければ人でない」といった最悪の悪徳集団への同調が絶対正義みたいに信じられている。その種の現実をよく観察してきた者としていえるのは、政界刷新の救世主がもし出現するとしても、必ずや年長者から、そして年長者らの支持によるだろうと思う。これは間違いない。若者世代にその種の革命的な救世主は「暗愚な最悪政治(彼らの目には理想状態の保守政治)を覆そうとする悪役」にみえるだろう。だから世代間の戦いが生じる。
 もしこの種の刷新が行われ、安倍氏、自民党という二大腐敗勢力が政界から排除された暁に、日本の未来が明るいかといえば、勿論、そうならないときより明るいが、今度はゆとり世代という巨大な衆愚が内部の爆弾みたいになって、相当ろくでもない国の腐らせ方をする筈だ。ここまでは規定路線と思う。

 自分に見えるのは、
1.安倍独裁・自民寡頭政治下での超物価高騰による国民一般の生活苦、及び政府破綻
2.年長者による国政刷新とゆとり世代一般との啓蒙的な長期戦
この2パターンしか今後の国政はありえないと思う。勿論よりましなのは2だ。山本太郎氏や小沢一郎氏、枝野幸男氏らにできるだろうか。