鈴木雄介ブログ
2019年4月26日
有害な他者
人は宇宙の中で生物の末裔として生まれて死ぬのだが、その途中で下らない情報を見聞きすることで世の中に絶望するが、畢竟その全てが悪徳に満ちた愚物に由来している。つまり人を苦しめているのは有害な他者に違いない。この世で憎むべきものはこの意味で常に自分に有害な他者の存在である。
キリスト教的な博愛は、有害な他者の存在をみなかったことにしようとするなんらかの勘違いに基づいている。我々が全人生を通じ、戦っているのはこの有害な他者なのだから。
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