他の野党だけで組めば立憲民主党がなくなると考える理由はなんですか? 「選挙で何度も政権与党になれなかったほど立憲の勢力がこれまで弱かった」という事実と、「他の野党だけで連立すれば良い」ということ、そして「他の野党だけで組めば立憲民主党はなくなるのではないか」というあなたの推測は、どの様に論理的な関連性があるのですか? 後2つは同意できませんが。
「立憲の勢力は第二党ではあるから、政権与党にはなれなかったものの、政権交代を望む人々が頼らざるを得ないほどには十分ある」「枝野立憲の党是へ無批判に従属しない者(異なる意見をする者)は立憲と選挙等協力は不必要(第二党が次期政権与党になる資格があるから)」と仰りたいのでしょうか?
自党の利益を、他党支持者を含む国民全体の利益より優先する、という現状の枝野立憲党の態度は、少なくとも寡頭政という面で安倍自民党と変わらない。自分にいえるのは、立憲はできるだけ多くの野党と全面的に選挙協力し、自公から移ってくる支持者も受け入れるべきということですよ。政治は公務員全般が憲法に規定されている通り、国民全体への奉仕として行われるべきですから、自民党支持者や立憲党支持者だけの利益を代表し、他党支持者らの利益を無視してはならないのです。できるだけ多くの政党と協力し、各党に代理される全国民の意見をとりいれる。それが善党といえるのです。
全党と共通項目の合意をとりつけるのは中々骨の折れる作業で、そのために国会という議会政治が開かれている。おわかりでしょうか? 寡頭政(少数利益を全体利益に優先する堕落した少数支配の政体)の肯定は、国民全体の意見の相違を反映した各政党や、その政党間で議会を開く意味を理解していない。