鈴木雄介ブログ
2019年3月15日
命と技
すばらしい技は金儲けより卑小だと
現世に拘泥する愚物がほざいていても
やつの骨の上にわが作品が君臨し
未来から見れば私しか生きていない
だからちっぽけな世事に気を煩わせ
折角の機会を失うのは無知の印
いや無能と夢幻の境目で居眠りし
目覚める前に失うのが
一幕
(
ひとまく
)
の野望
たとえ一国を手に入れようと
満たされない
たとえ全世界を
掌
(
たなごころ
)
にしようと
絶世の美女や億万長者でさえ
あるのは骨と灰だ
目覚める前に失うのが命
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