鈴木雄介ブログ
2019年3月15日
ため息
無限に続くこの世の中で
君は確かに今ため息をつく
夜は徐々に明けていくから
この暗闇もやがて消えうせ
代わりにまばゆい日が昇る
余りの明るさにたじろぎ
君はまた夜に帰りたがる
絶望さえも愛おしく
無限の希望は弾けて
色とりどりの画布に分解される
君はまた朝を求めながら
朝日でさえも恨みながら
無限に続くこの夜に沈み
まどろみの中でため息をつく
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