2019年3月21日

日本の幸福度は社民党が政権与党にならない限り先ず上昇の見込みがない

日本の国連幸福度の全6要素の順位(2019)
社会的支援(Social support)50位
自由(Freedom)64位
腐敗(Curruption)39位
寛大さ(Generosity)92位
一人当たりGDPの対数(Log of GDP per capita)24位
健康寿命の期待(Healthy life expectancy)2位

順位の高い順
健康>1人当たりGDP>腐敗>支援>自由>寛大さ

国連加入国中、日本の人口は10位だが、92位なくらい極めて不寛容で、自由度も64位とかなり低く、社会的支援も50位とあまり受けられない。また非腐敗度も39位と決して高いものではない。一人あたりGDPも24位と人口の割に低くて決して豊かとはいえず、かろうじて健康寿命だけ2位と非常に長い。
 総じて日本人は国連幸福度が58位と、他国と比べつつ平均してみて決して幸せな国民とはいいがたいが、その割に寿命だけが全体の2位と異常に長いので、簡単に言うと生き地獄の様な国という話だな。実体験としてもそう感じる。
 日本の自殺死亡率(OECD、2015)は7位と、人口が10位なのに比べ十分高い。政府によると、自殺と事故の死亡率で先進7国と比べると日本のみ自殺の死亡率の方が高いらしい(2017年版の自殺対策白書)。生き地獄的な国なのだからこうなるのは当然だと思われる。
 一人当たりGDPが低いのは個々人が無能(結果として教育の質が低い)ゆえどうしようもなく、寛容さや自由度が低いのは日本人特有の不安脳遺伝子(低セロトニン・トランスポーター数の遺伝子型)による同調圧力が関係している筈なので、先ず改善の見込みがないと思われる。
 そうすると、多少なり変えられるのは支援と非腐敗度だけだ。
 政府が社民党を中心にした北欧型になれば、福祉的支援が充実し、政治的腐敗度が改善される可能性がある。しかし日本国民はGHQのWGIPによる洗脳以後、社会主義を悪印象で捉えるのでこれを達成するには相当極端な啓蒙活動が必要だし、恐らく百年単位で見込まないと実現しないのではないか。少なくとも2100年代になる頃に、漸く社民国の美質に少しでも学ぼうとする新世代が米国政府の洗脳から抜け出し、日帝の延長でアメリカ譲りの拝金主義に明け暮れた戦後150年の清算を開始するかもしれない。しかしこれはゆとり世代が全員死亡し、今生まれていない子供が生産人口になる頃だ。
 我々現役世代が生きている間、日本の幸福度が劇的に改善する可能性は万に一つもないので、金持ちになれた者はより社会条件がよい国々へ移民すべきだし、なれなかった者は少なくとも日本人全般が同調圧力の生き地獄集団だと悟ってなるだけその悪影響を受けないよう都塵やSNSを離れてくらすしかないだろう。