2019年3月28日

海について

子供の頃から海の近くに住んでるから、潮の香りがすると元気が出る。故郷の駅に夜おりると、微かに潮の香りがする。夜、窓を開けるとたまに遠くで海鳴りがする。
 海は全ての生命を産み出した。全生物の母体だ。
 津波を恐れ海に飲まれて死んだのを発狂している人は何を恐れているのか分からない。海は人間を超えたもので、母が全生物を羽含んだのと同じく、我々の生殺与奪の権利をもっている。土に還るより海に飲まれて死んだ方が本来の自然の姿に近いと思う。そうなりたいとは言っていないが。海で泳いだり、遊んだことがあれば、海が人間より遥かに大きな力をもっていると体験しているはずだ。
 自分が見た限り、津波で人が死んだことをあげるだけで発狂していたのは殆どが東京の人だった。都市で生まれ育つと自然が理解できなくなるのだろう。海は自然の一つの象徴だから、人間より遥かに寛大でひたすら甘えることもできれば、時に猛威をふるって陸上生物を飲み込み散りぢりに分解してしまう。
 女性の月経が月が地球を一回りする周期になっているのは、月の引力(と公転自転する地球の遠心力の合力)で起きる潮の満ち干と何か関係があるかもしれない。母なる海に適応していた先祖は干満に合わせ行動していたはずだから、陸にあがってからもその当時の周期が人の胎内細胞に残されたのだろうか?