2019年3月21日

統計的手法は何れも真理の担保ではない

(二項対立(適当に決めたp値が有意水準aより大きい、より小さいの二分法)で標本分析を行う統計的有意差を撤廃し、確率として百分率化した信頼区間を使うべし、という2019年3月20日の雑誌「Nature」の評論、"Scientists rise up against statistical significance"について)
既存の統計的手法を信仰の無前提な根拠にしている人の知性はごく疑わしい。母集団や検定といった統計的手法の前提になっている条件が、人為的で、相当程度恣意的なものだと知らない訳でもないだろうに、なぜかそれを真理と意図的に誤認させているのだから。素人を騙す為にそうしているとしかいえない。