2019年2月1日

七輪の解釈

七輪は通俗的には某グリルの意味だが、単に七つの輪という意味にも解釈できるのだから(五輪のように)、ただの意地悪というか、漢文的素養のないくらい無教養な一日本人女の多義性の悪用だか無知だかに、アリアナ・グランデさんは動揺し過ぎだろう。
 一輪、二輪を考えれば七輪も七つの輪という意味で通じるよ。マスコミだか下衆な庶民の俗悪な煽り受けて、自分の手を傷めてるのに、他の日本人だか中国人共は可哀想だと思わないんだろうか? 刺青自体が不孝だという意味でいっているならまだわかるが、今日ただの自文化中心的差別だろう。
 日本語でも単にナナリンとかナナワと読めば、シチリンと区別できるしな。シチリンと読んでも、七つの輪という意味で解釈できるし。最初に七輪=某グリルという意味しかない、という悪解釈でアリアナ・グランデ騙したというか不当に傷つけた女って、漢字で七つの輪をどう表現するつもりなんだか?
 ナナワとも読める。振り仮名というか読みでシチリンと区別すれば、7つの輪を表現する場合に、七輪というのは当然だろう。シチリンの多義性がありえない、とするのは、はっきりいって全く間違った意見だ。作為的に或る2文字の漢語の1つの意味での観点からアリアナ・グランデいじめてるだけの話だな。
 指輪も輪の一種だから、七輪といってもseven ringsなのは事実だからな。実に下らんいじめですよ。勘違いさせた一日本人女だかなんだかに漢語の理解力だか、善意だか、多義性についての多少の認知力あったら、全面的に謝罪すべきでしょ。悪意があるか、理解できないんだったらしないんだろうけど。
 語源について調べた結果、七厘が主な語源説で、七厘で本体か燃料の炭を買えたところからきているようだが、厘という通貨単位がきえたから常用漢字の中で使用頻度が高い輪という同じ漢字音に置き換えられただけのようだ。つまりはおそらく七厘が某火器の正式名称なわけで、やはりそうであるからには七輪はグリルにしか使えず7つの輪という意味にはできないというのはただの間違いな上に、およそ悪解釈だな。