2019年2月27日

日本は世界で最も女性一般が優遇され幸福で、男性一般が冷遇され自殺している国

衆議院議員池内沙織氏が「何よりこれからを生きる若い子たち(とりわけ女の子)の犠牲は絶対に生み出してはならない」と、後述の武田邦彦氏らがテレビ番組内で準強制性交の定義を論じたことについて述べているツイートに宛てて)
男性に対するセクハラ(童貞と揶揄したり、貧しかったり醜い男性を性的に無価値なものとして罵倒するなど)も厳然と存在するので、女性だけをひいきしてはなりません。女性に悪意がないということはないし、単に女性は生まれつきひいきされているので女性による無神経な暴力が目立たないだけです。
 日本の現実の自殺率をみると分かりますが、特に男性が(女性の2倍以上)大量に自殺している(後述1)。また幸福度を見ると女性だけが高い(後述2)。いいかえれば日本は現実には女性が生まれつき無闇にひいきされており、男性は常に差別を受けている場所だということです。その女性を含めた日本社会全体からの暴力は弱い立場の男性へ向かう。
 この武田邦彦氏の発言(TBSのテレビ番組ゴゴスマ内で武田氏が準強制性交に「自宅で酒を飲んだら合意ですよ!」)は「ほんの一部の風変わりな人」の言動であり、日本人全体を示す統計の指標はむしろ逆を示している。つまり日本は生まれながら女性ひいきが存在し、男性(特に身体的魅力や生まれつきの経済力などで弱い立場に置かれた男性)が生まれながら虐げられている傾向の国だということです。
参考1:日本の自殺は男性の方が圧倒的に多く、自殺者の約7割が男性。日本で男性は女性の2.4倍も自殺しやすい。なお、女性の10.0という死亡率は、統計がある過去40年間で、もっとも低い数字(2017年警察庁)。
参考2:World Values Surveyによる2014年の調査では、日本は世界で最も女性の幸福度が高く男性の幸福度が低い国。