2019年2月25日

アベノミクスによる企業国有化は、結局、日本人全体の資産価値を目減りさせただけに終わった

日銀が日経平均ETFを買い占めていることは深謀遠慮で、日本企業を外国人に買われるよりましだと考えているから、とのツイートへ宛てて)
かつて共産主義者は似た様なことを考え企業を国有化した。非効率な企業が温存されたり計画経済が祟って過剰生産など市場が機能しなくなり結果、競争力を喪失して失敗し、ソ連ごと潰れた。それ以後、共産主義者さえ反省し、中国共産党みたいに自由市場に極力干渉しなくなった。ところが安倍氏は無反省。
 恐らく安倍氏は無反省というより余りに無知で、企業国有化の非効率や計画経済の不可能性という、近代経済学の基本的知識まで到達していない。それで米国の日本操縦者の言いなりになり、日経平均株価を外人株主に有利な状態までもちあげさせているが、ジムのよう売り抜けられ外人に富を抜き取られた。
 今後残っている現象は日銀が日本株をいずれ売らないといけない。なぜなら自国企業を不当にひいきしているともっと有利な外資をもっている国々との国際競争に資産価値で負けてしまうので。つまり日銀の売りで株価は暴落するが、それ以前に取引の殆どを占めていた外人は売り抜けているから損は全日本人。より詳しくいうと、日本人全体(つまり日銀。円通貨発行権を握っている)は安く日経平均ETFを買わされ、ジム等は高く売りぬけた。今後は日銀が売りに入る以外の選択肢はない。共産化しているのと一緒で国際競争に負けることはわかっている。日銀は下落相場で売って日本人全体の資産価値は目減りする。
 ETF取引額の殆どを占めていた外人株主(特にアメリカの日本操縦者)は日本人全体の資産を抜き取って、安倍という保身したさにアメリカ側の言いなりの無知な売国奴を騙せた、安倍信者だか自民党信者の日本人一般が馬鹿で本当によかった、しめしめと思っているでしょう。アベノミクスのプチバブルで日本株で多少なり儲けた連中は、逃げ足が遅いほど今後の日銀売りに起因した暴落相場で大損して、そのわずかな儲けも吹っ飛ぶと。それでぬか喜びだったとようやく悟って安倍晋三という人を戦犯扱いしだすでしょうね。