小沢さんは人を恨むようなお方では断じてない! 一体日本国民のどれだけの人が小沢先生に冤罪、濡れ衣かけて名誉毀損ざんまいしてきたとお思いですか。その国民の為に全力をあげて日章旗をかかげてらっしゃるのであるから、少しでも疑うようなことを申されるのは、国を思う真心に反しています。
先ず鳩山内閣のときに、天皇と宮内庁がわがままいって習近平さんとの会見を断ろうとしましたよね。面子を大事にする中国の文化がわかっていたら、当然、これが国益に反すると分かる。したがって鳩山内閣は正しかった。
しかし天皇のわがままぶりを党首奪還の為に菅直人さんは利用した。宮内記者会に扇動され記者クラブから槍玉にあがった鳩山さんをかばった小沢さんは、当然、国益の為に天皇陛下はきっとお会いになる、と全くの正論、全くの大義に殉じるご発言をされた。大義がないのは菅直人さんだったでしょ?
天皇の為に国があるのでは全然ない。天皇がいない状態で12万年も日本はここにちゃんとありました。天皇がでてきて世襲王朝を作ってからまだ歴史も浅く、天皇がいなくなっても国はつづきます。国益の為に天皇が殉じるのは、当たり前の義務でしょう? これを理解していないのは天皇だけではないですか?
菅直人さんはここで原発政策は細かい政策ではない、といって、いわば細かい揚げ足取りしているんだけど、たみの命を守る国益そのものである脱原発実現するには自民党打倒しないと一歩も進まない。だから大義という意味でも、小沢さんは無矛盾なんですよ。政権交代すれば脱原発政策も実現するんだから。
細かい言葉の揚げ足取りなんて小人物のやることでしょ。大行は細謹を顧みずだよ。「細かい政策」ってのは、政権交代の大義の下に、色々細かい個別政策が入るけれども、それは大義より後回しだよねって意味であって、だーれも脱原発はどうでもいいことだなんていってない。自由党も脱原発なんだからね。
それはそれならなんでしつこく菅直人さんは小沢さんにケチつけてるの? 脱原発政策・その他の政策、それらの細かい政策を含めて安倍政権打倒なんだから、いちいち言葉の下らんあげあしとって細かいのは菅直人さんのほうでしょうよ?
東電を解体しないからいまだに世界最悪の大公害になんの反省の色もみられず、再稼動にカネまで出しているぞ。資本主義の暴走そのものだ。人類の命まで奪って金儲けなんて政府が止めなかったらどうやって大公害をとめるんだ。
細かいのは言葉の揚げ足取る方だ。幼稚な言葉遊びというべきだ。原発政策が言葉の上で細かかろうと大雑把だろうと、どうでもいい。脱原発で一致すればいいのだ。
思うに、天皇が中国より上、というヤマト王朝以来の帝国主義意識が頭をもたげ、習近平さんだけ数日ずれてもOKとするのは形式がずれるといういいわけで断ってしまえ、と宮内庁と天皇はたくらんだ。つまり国を跨いだ権力者同士のマウンティングで国民が犠牲。これは両国益を害する。自分らで調整しろと。
国民にとって天皇vs外国権力者で戦争だかプライドの張り合いにまきこまれるのが最悪なんだから、天皇宮内庁と中国共産党が勝手に形式調整してりゃよいのであって、一般の平和を求める国民を面子合戦で犠牲にしないでいただきたい。やはりどう考えても国益に反してたのは内閣に従わない天皇の方だろう。
菅直人さんのこれまでの性格特性からいうと、多分、菅さんの利益になる場合しか小沢さんと協力できないだろうね。今回は小沢さんらが政権与党になった場合、菅さんだったら旧怨から政敵として自分を排除するだろうっていう憶測から、小沢さんをやたらと恐れている。小沢さんの方はもっと寛容なのに。
あのね、先ず安倍政権をぶっ飛ばさないと、脱原発できないジャン、って意味なの。それが細かいって意味であって、別に原発を細かいことだなんてそんな阿呆なこと小沢さんがいうわけないですね。合流後の原発政策が折衝案か止揚案かゼロ案か党員任意案かわからんけど、小沢さんは脱原発のままでしょう。
べつに党全員でまとまってゼロ案にしなくても、最終的に、内閣で決定権をもってる人、たぶん首相が脱原発しますといって実行しちゃえば、一々数合わせしなくてもできるんじゃないですか。脱原発派の議員を超党派でふやすべき立法府の問題と、行政府の問題を混同してますよ。
自己権勢欲の塊、日本よりも国民よりも自己欲優先の政治屋。どこをどう見ても小沢一郎さんがそうだとはいえないじゃん。なぜそんな嘘をつく。民主党首すらしてなかったじゃん。日本や国民より自己欲が優先だったら最初から商売でもしてるでしょ? 極悪国民が冤罪かけても日本に尽くしてるでしょ?
もう菅直人さんがなんでここまで小沢さんにびびってるか、心理学的な分析が必要だと思う。たぶん菅さんが誰の目にも明らかな暴走で民主党を回復不能なまでにしてしまった自責の念から、小沢さんをスケープゴートにしてるんだと思う。おそらく無自覚に。
議会政治というのは国会で色々な人の意見を取り入れるためにあるんです。だから政策や理念が色んな人が、同じ政権の中にいたほうが、国民の中のより多様な声を反映できる。国会にあっては色々な意見、特に少数派の国民のよい意見をとりいれて立法すれば、より国民全体の意思が反映されるんです。
政策や理念を無理やり1つにまとめるのが正しい、という考え方は、議会政治の旨に完全に反しています。北朝鮮で金正恩さんが、日本では安倍晋三さんがいっていることが全てに優越する、といった状態です。それは独裁政治といい、国民は犠牲になってしまいます。勿論、王様が全国民より賢ければ別です。
政党というのは似た政策や理念を共有する仲間ではありますが、それぞれの議員の政策や理念が完全に同じなことは個人がそれぞれ異なる限り、原理的にありえないことです。この為、党内でも議論があり、また多数派がいてもお互いの信じるよい政治を話し合う意味があって、国会が成り立つんです。
ある政党が、政策や理念を完全に一つにまとめてしまおうとすることを、ファシズム(結束主義)といいます。これは歴史的に失敗しやすい考え方だとわかっています。全会一致の幻想という集団心理現象があり、全員一致させようとすると間違った意見を採用してしまうばかりか、個人の本音が無視されます。
いいかえれば、政策や理念に色々ばらつきがあればあるほど、そして多様な議員が同じ国会・同じ内閣に参加していてこそ、その国は少数者の願いまで決め細やかに反映され、真に国民の為になる豊かな政治ができます。あなたが仰っているのは結束主義という、歴史的に検証された最悪の政治方法の一つです。
この菅直人さんの細かい揚げ足取りは、ただの言葉遊びに過ぎません。なぜなら自由党も小沢一郎さんも脱原発だからです。
菅直人さんの政治の功罪は私も原発事故の被害者の一人なんでよくわかります。が、がん細胞度でいうと、違憲立法・不正行政連発中の安倍晋三さんのほうがもっと強烈なんですね、これが。
自己権勢欲の塊度合いでいったらどう考えても、自民党規まで捻じ曲げ、民主主義をぶちこわしてまで党首続けてる安倍晋三さんのほうじゃなかろうか? 同じことは2000年ちかく最高権力やら象徴の座に居座ってる皇族にもいえる。菅さんて世襲ですらないでしょう?
おもうに菅直人さんは小沢さんをスケープゴートにすることで、自分が民主党を下野させてしまったという自責の念から目をそらす、っていう心理的な置き換えをしてるのではないだろうか。でそれに自分で気づかない。菅さんが大人になるには、自分の失敗を小沢さんのせいにしている矛盾を認められるかだ。