2018年2月25日

皇族閥の終わりと縄文復古

長州閥原理主義者や安倍晋三支持者ら、或いは薩長侵略美化論者といった明治イデオロギー懐古主義者らが、西軍や天皇軍からの侵略被害や主権侵害を受けた人々を誹謗し、自虐するよう要求するのは、長府と周防における毛利家や鹿児島における島津家が政府を250年間以上恨んで徳川家とその擁護者へ復讐した歴史からも、薩長藩閥側の単なる自己中心的な中華思想や利己主義の言いかえといえる。もし侵略被害を侮辱し侵略加害を擁護できるなら、徳川家の正統性は確保され毛利家や島津家、天皇家が自虐するべき事は疑えないし、その道理の通らない怨恨から行った日本やアジアへの侵略も正当化しえない。即ち、明治時代の美化や自民党、山口県選出の安倍晋三を通じ、西軍中華思想に基づく西日本の人々一般はただの卑しい利己を述べているに過ぎないのであり、日本を含むアジアと世界にとってすれば、この弥生系民族の自民族中心主義は単にひたすら有害である。もしこの西国の人々が真に国家主義者或いは保守主義者であったなら、徳川家やその擁護者らの幸福や正義、忠義を含む世界観も当然考慮したろうし、天皇家や毛利家、島津家、その他の明治時代の薩長土肥京芸ら西国の諸民族が行った寡頭政治も非愛国主義、非保守主義に過ぎないとして否定しただろう。勿論、日本の先住人はその数万年以上の全史において天皇家が大陸・半島から侵略してくるまでの民族と国家について保守の権利をもっているので、天皇家を象徴として認めないんも当然だということになるだろう。
 こうして、西日本の人々が一般に保守という言葉で示しているのは、単にあらん限りの害他心を含む利己に他ならない。その害毒が日本国内の彼ら以外に及んでも、これらの自称保守主義者らは何ら反省しない。なぜなら、縄文文明や徳川時代、アイヌと琉球王朝を侮辱し安倍晋三と自民党の独裁体制を狂信するこの関西人達の目的は、日本の伝統を保守するつもりなど毛頭なく、単に自己利益を他人への有害さを含めてとにかく追求している、我執、即ち自己中心な利己でしかないからだ。これらの似非保守な自民党や安倍晋三という明治懐古論者の本質も、弥生民族一般の本性として、天皇家や島津家、毛利家と同様にただの利己主義であり、中華思想としての自称京都や、東京における田舎蔑視という華夷秩序もどきの自己愛性人格障害的差別意識も、他人の立場から共感知能を働かせたり、共和的な人助けをしたりする事を少しも喜ばないという卑賤な性格特徴からきているのだ。もし共感知能という感情知能の部分が生得的に弱い遺伝子傾向があるとしたら、弥生人達の末裔にはその遺伝子が明らかに存在するだろう。そしてこの傾向があってもなくても、激しい自民族中心主義や自文化中心主義といった利己主義の教育を通じた洗脳によって、松陰や西郷、板垣といった侵略植民思想の主張者を神格化し尊敬するよう大人から子供までに教え込み利己主義をより一層強化しているのが、西日本で弥生時代以後に弥生人とその末裔らに起きた癖の傾向である。
 全人類は、いま西日本に在住している弥生系移民の末裔らが、文化人類学や倫理学その他の教育を受けても慈愛や、利他主義に共感を持ち、いま以前の我侭勝手だった全歴史を猛省し、天皇家というその利己性を補完してきた邪教祖の存在を非難さえし、或いは彼らが加虐してきた全ての存在への謝罪の念を持つ期待値について殆ど絶望していい。既に仏教や儒教、キリスト教等の利他的宗教は飛鳥時代以来これらの人々へ伝わってきていたのに、現時点に至るまで、西日本人一般が利己性を恥じる気配は全くないのである。もしこの性質が後天的矯正によっても全く治らないのなら、害他を含む利己癖の原因が、弥生民族に由来する脳の遺伝子にあると考える事はかなり現実的である。もし遺伝子に原因がないとすれば、疾うの昔に縄文系日本人達のよう、利他的な共和性を志向してきていたろう。弥生時代以後に日本に侵略した神武東征と呼ばれる大陸・半島からの移民を起源と主張している天皇家は、弥生民族の末裔である事が諸々の状況証拠から類推されるが、遺伝子においてもY染色体ハプログループにO1bまたはO1b2という中韓人と同源をもっている事が確認されれば、その男系は弥生人である。天皇家はやはり中華思想に基づく帝国主義侵略や徴税権に寄生し日常の国民からの暴利に無反省だったり、自民族中心主義による祖先崇拝の民族宗教を捏造したり、極めて利己的かつ害他的なふるまいを続けてきた。中韓移民たる弥生民族の共感知能が低く、利他性を理解や実践しがたい遺伝的・文化的な習癖があるであろうとみなすのは、それらと対極的な利他性の本性をもつ縄文系日本人との比較によって必然かもしれない。人権に関する遺伝的差別は現代の先進国での裁判の次元では一般に不可能とすれば、縄文系日本人のY染色体ハプログループDこそ、日本民族と呼ばれている人々を、中国や朝鮮半島の人々と異なる性質にしている遺伝的原因である。そして大まかに弥生人の末裔が性悪説的であるのは、彼ら自身の利他的知能が生得的あるいは後天的に、即ち生まれか育ちにおいて、生育的に低いからであり、逆に縄文系日本人の末裔がより性善的なのは彼ら自身の利他的知能が生育的に高いからである。従ってこの脳の遺伝子傾向の差が残り続ける限り、主に西日本に在住してきた弥生民族の末裔らが、天皇家や、安倍家や麻生家といった薩長藩閥の残滓を含め、己の先祖が犯した侵略罪や国内侵略としての内乱罪による責めを自ら負う事ができるとは余り考えられず、その理由は彼ら弥生系移民の利他的知能の生育的低さにあるので、日本民族或いは日本国民、日本人がなすべき事は、これらの利己的な人々を少なくとも全体の利害に関わる公共に関する政治社会から未来永劫に排除する事である。
 より利己的な集団が更なる小集団に分裂する事は必然であり、西日本の人々が一般に生育において害他的利己性を反省しない傾向にあるとすれば、寡頭政治や独裁政治に陥る傾向が極めて高いし、それは遺伝子傾向においてできるだけ長い世襲を志向する。より公共的な人選を行う国際政界からこれらの不公徳的な人々が排除されていく事は自明の理だから、天皇閥、薩長閥、京都人や東京人、弥生民族らがもっている自民族中心主義の必然的帰結は政界における決定的敗北と継続的な排除である。もしこれらの人々が、利己心からの覇道を武器の濫用による暴政で一時的に獲得しても、その本性が利他性から離れている限り、この悪しき暴利団体は亡び去る。勿論、混血が進んだ今日において弥生民族の末裔であるY染色体ハプログループO1bやO1b2をもっている事を理由に日本国政その他の政界から排斥されるという前時代的遺伝差別が行われるとは思えないが、ここでいえるのは、むしろ先住権をもつ本来の日本人であるY染色体ハプログループDの人々が天皇の地位を継承する可能性が全く締め出されているどころか、現状でいう日本政府の統治権力からも門地差別によって排除される傾向にあるのは、全くの矛盾であり、利他的傾向を帯びるべき公儀が天皇制や薩長藩閥の烙印によって腐敗し、皇族閥の利己と害他的中華思想の故に、大和王朝以来堕落し続けてきたという事実である。この事は先住日本人たる証拠となるY染色体ハプログループDの遺伝子が、脳や文化の生育的傾向の中で、石器時代や縄文時代の日本列島における数万年以上の経験において利他的で平等・公平をめざす調整的志向の癖がある事から、民主的かつ共和的であって、寡頭政や独裁政は元より世襲の財閥も望まないからだという事ができる。つまり、皇族閥の悪政を見て取った縄文系日本人の末裔は、その打破と抑制を目指しはしてきたが、自らが同様の邪教祖や中華皇帝もどきの世襲財閥を永続したいという悪しき野望をいだくことは無かったのである。
 我々平成日本人が臨むべくは、天皇家や安倍家、麻生家、石原家といった利己的な世襲財閥を通じた暴利を貪る皇族閥を、国際政治、国政、地方政治のいずれにおいても最大限排除するよう死力を尽くす事である。政治的浄化の結果、本来の日本人が願望する共和的な民主政体が縄文時代以来ようやく復活するだろうし、その本来の政体にあっては単に国内において不公平や不平等をもたらす差別や搾取の傾向、或いは中華思想的な都鄙間での華夷秩序が政治によって調整され、国際的には中韓朝亜はじめ他国と相利共生する事が目指される為、害他傾向をもつ弥生民族的蛮政は破棄され、単に自他の国々を幸福に導くだけでなく我々は今日より遙か経済的にも成功する事だろう。