鈴木雄介ブログ
2017年5月28日
画布
足元にある幸せを見逃し
我らはどこをさまよっていたのだろう
浅ましき人々は去っていった
残されたのは小さな時だけ
西国人は君を罵り群れつついたぶる
彼らは禍々しい悪魔として暮らし消える
麗しき人々は今も楽しむ
生み出された音楽の中に憩う
遠方より来たる旅人は知らず
夢惑う世にたわぶれた奇遇を
我らの喜びは断たれ遙か彼方をたゆたう
夜の足元 空の羽ばたき 大地の転換
水面を撫でる海風 夢中に過ぎる夕暮れ
君の求めた世界だけ我が面前に広げる
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