2016年12月11日

手記

 芸術は哲学の手段にすぎない。仏道であれ修道であれ、宗教的な認識は哲学上のある理念への知覚的導きでしかありえない。
 芸術は哲学を表現できるだけだ。
 我々は学問、学習によって何かを得るが先ず過去の人の言語・記号・技術的認識を再獲得しているにすぎない。