2015年12月20日

政治界

暴力を正義ととりちがえるという悪習は、人類の最も救いがたい性癖の1つだ。薩長土肥や関西人が自分たちに都合のよい商業社会をつくろうとした結果、より能力の高い関東にまたおいこされて発狂する。天皇家は関東人に成りすまして暴虐の限りを尽くす。西国人は暴力に訴える。暴力で不正を正当化する。西国中心の中華史を周辺地域侵害の合理化でぬりこめる。この種の錯誤が、より愚劣な民の上に常態的に存在する。英米仏ら連合国は地球規模で暴力団行為をつづけてきた。要するに、政治上の正義、あるいは政治権力は暴力にすぎない。民主的な場合は数の、貴族的な場合は談合の、王政的な場合は絶対の暴力。賢明な人類はこれゆえに、政治界、つまり暴力社会を避けている。政治的な人物とおもわれるのは暴力性の証明なので、野卑な者しかそれを好まない。