2015年10月10日

芸術論

凄まじい貧困、困窮と絶望の中であらゆる差別、蔑視、虐待に冷遇を繰り返される職業を人類は1つでも知っているだろうか。幾ら働いても一銭も獲得できない。そして過労を強要される。人はこの芸術家という職業から呪われている。だから当の職業人が夭逝した時にはその人を慰霊の為に神格化しさえする。ここまではよくある姿であって、預言者達の宿命だ。私は生き霊によって呪われた人々を知っている。彼らは現世の聖人を迫害し贅沢と高慢に傲っている罪業を、偉大な芸術によって、又その仕事の尊さによって永久に呪われているのである。大衆。これがその人達の名義だ。