2012年3月7日

ソネット

山奥で、ただ大人しく
自然の風景と調和しながら
移ろいゆく稲穂の風にそよぐ音
耳の奥に染み渡る波のひびき
目の前をはるか昔から流れゆく古川のもとで
永遠につづくかの様な囲炉裏端の子守唄を
聴いていた福島のたみはやってきた
薩長土肥京の官軍が両手に抱えた銃で撃ちまくられた
倭の天皇家は錦の御旗といいながら
ありとあらゆる人生を踏みにじり大威張りで
ドナルド・キーンを手下に従え僕の目の前で
その悪循環をもたらす原子力発電所を爆破した
 一体、なにがまちがっていたというのか
 遠い山奥でにこにこ笑うおばあちゃんの声の