鈴木雄介ブログ
2012年3月13日
競争
他人をおしのけたり、他人をだしぬいたりしながら有名になろうとした作家には佳い意味での名声がない。なぜなら、みいだされた場合にしかその本来の才能、めずらしさはないのだから。謙遜がもっている主要機能の一つにこの才能への淘汰がある。
そしてその真相を本能に於いて知っている人はおもいのほかおおく、現世の権威にゆりうごかされているのはたとえ政府の高官であったとしてもまわりからの心からの尊敬をうけること少ない。
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