鈴木雄介ブログ
2011年12月24日
平成
孤独。走り抜ける。
誰の声もしない。夜、真夜中。
冷たい雨。霧雨。アスファルトを打つ。
破滅を望むと云う。本当は。
単に気に入らない悪人を皆殺しにしたいだけだろう。
夜。誰もいない通り、津波に流された人。
叫び声もしない。冷た過ぎる雨、風。放射能。
夜。言葉もなく、冷え切った体育館で寝たがる、毛布。
響き渡る絶望と、真っ暗の社会。夜。真夜中。
蜘蛛が走り去る。大空。真水色の太平洋。孤独の連鎖。
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