天皇はすごくずるい
自分だけ人種差別して
皆に守られ、何をしても許され
すこしも悪さを取り締まりもせず
何もかも人間におしつけて
自分ひとりだけ源氏物語みたいな
散々な頽廃と特攻隊と原爆と原発みたいな
悪さをほしいままにしている
天皇は雁字絡めの人生を
ちょっとは息苦しいと思ったりもしようが
数々の書き物から見るかぎり
単に裕福な身の上を安楽に過ごしているだけだ
もし間違っても誰かが助けてくれようし
もし何もできない無能でも
人は人種差別と偏見でそれを崇めだすだろう
邪教の長という立場には
いくらかの哀しみがあるとしても
そこには単なる群れた安心感と
過大な自尊心とおごりでの
民衆の苦しみと絶望への無知がある
三種の神器という
ツクリモノの偶像は
一体、あの無知な昭和天皇の時代の
無数の国民の命より尊かったはずがない
それをしらずにいるやはり無知な天皇は
いまだに僕らを見下しながら
死にそうになりつつ全力で努力する
僕のきもちが寸分も理解できそうにない
よいことをしようとしても
数かぎりない無能と無知と悪質に囲まれ
日々足をひっぱられつづけている僕は
一体、天皇より重すぎる荷物を
どれだけ背負えばいいのか
僕が払ってきたすべての労力を奪い尽くす
人間という悪魔は一体、僕が生きている
その力をどうしたいというのか
彼が善を心に秘めていたとしても
僕におぶせられている負担は
その最善の為の荷物はあまりにも重い
この邪悪なる世間で
僕ひとりがどれほど努力をしたとしても
そのうわべにうごめきまわっている
悪魔たちの足の引っ張りあいは
それを無限に深く地獄へとひきずりこむ
なぜ天皇は彼らを裁こうとしなかった?
何一つ善いこともない社会では
仮に僕が自由であっても
その為の飛翔の羽は啄まれてしまうのに