鈴木雄介ブログ
2011年6月28日
虚実の上
写真や映像が真実を写すとは、近代化の際の勘違い。それらの切り取り方は
恣
(
ほしいまま
)
で主観からの嘘。真らしさへの直観が優れた者は、つまりよき報道人や日誌の者は媒体に関わらずよりすぐれた事実を炙り出す。
逆に劣った主観からは、いかにも劣った偽の真実、つまり虚偽や不正や偏見が示され世間の認めを鈍らせる。真実へ似せたありとあらゆる虚偽が、媒体で語られているが、偶像と媒体は、主観や人格そのものではない。
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