2011年5月11日

大本営

くだ首相が「しめしめ。累積被爆値をひきあげれば、保証金を節約できるし面倒見しなくていいから避難勧告と手配の義務をすっかり免れるぞ。法治国会の体裁など後でどうとでもなる。俺は独裁者だ。よしこっちはよしんば安全だから、家族とゆっくり食事にでも行こう。ククク、怒りちらしておけば誰も気づかんが、俺に債務のあるふくれあがった借り物の税金でだ」と言う。
「心配はございません」と枝葉官房長官が言う。「心配はございません。心配はございません。累積被爆値が法定の上限をうわまわり、仮に内部被爆を考慮にいれても……えー、心配はご、えーございません。マスコミ各社におかれましては、その方、報道してくださるようお願い申し上げます。えー、100ミリ……までは、大丈夫、とのご鞭撻でございまして……えー」

 サメリカのコハマが全世界へ向けて言う。「現に60km圏にいる国民はその外へ出るか、もしどうしてもできなければ屋内退避してくれ。安全を守る為には、必要な措置だ」