2011年2月10日

哲学的実証論の定義

哲学的実証論はなりたつを得る。もし論証界風の解釈学野があるといいはられても、善悪の水準は事実上にしか求められえない。つまり論証界と雖も、実証の推察が経験上たしかめられた実践な掟への議題のみ。
 論証界が二重の論理、論理の入れ子を以て科学の補完となること、つまり科学の用法を論議する体系たるのは、善悪の水準が事実上のよさを工夫するのに役立つが故。論証界はこの他へ実証論を逸れさせえない。