2010年12月1日

浮雲

都知事の職責にある石原太郎が匿名掲示板で安直なナショナリズムをまきちらし、「強姦国民の汚れた血を引く屑は自殺した方がいいんじゃない?」と印す。一体、神の目が欺けるものだろうか?
 彼の末孫まで現実に殺し尽くされ、しかも最大限に悲惨で酷い仕方で虐殺されれば、そのあしき思想の因果応報はだれの眼にも明らかになるだろう。

 愚劣すぎる老人ナショナリストは、匿名掲示板で気に入らない赤の他人の日本人を次々朝鮮人扱いし、しかも憐れむべきことに卑しい嫌疑をかけた当人こそ一層朝鮮人的な関西系のふるまいだった。ねじまがった感情に激し、後先をなんら考えられなくなり、発狂してはいるがそもそも目的が誤っている。死ぬべき矮小化した奇形種。
 ところが、その老人は自分自身がなにをしたのか全くわからない魂の風体で、自業を正当化しきっていた。

 あの邪悪で傲慢なあしき老人は神を謗り、救世主を磔にし、民族差別をしながら浮雲として土に還る。僕はその墓へ唾を吐く多くの新たな青年が、日本の為に卑しい民族差別論者を反故にしてくれるのを願って、掲示板の上で彼へ最大限の孝の意を示してその場を去った。無論、甚だしい侮蔑の感を抱いて。