2010年8月20日

文明学間の知覚

宇宙間文明学はそれらの運動か運命法則を明かす。数えきれない無限分の文明数を思えば選択な淘汰がそれらの間で厳正に働くのは自然。
 有性生殖は遺伝多様化のてだて他でない。よってその方法以外の生存益があれば有性系統は傍系にならずば消え去る。事実上身体や遺伝子への直接改造に比べて単純な生殖方法は効率が低い。正しいくみあわせが見つかれば人為改良は全て自然配偶に優る結果を用いる。我々が古代に見る発情と淫蕩の社会場は隔離的有性人類の生殖環境と考えられ、そこからくるあらゆる習性も同じ。より合理に社会改良を果たす遺伝系列をひきだせる故遺伝子操作後の人類はそれ以前の不能人種を追い払う。大衆文明は無用化し、複製能率に順じて既存人類は生き残り難くなり最後に淘がれる。
 宇宙文明学は地球科学やその知覚基盤の外で比較論を営む。知覚差はここではいわば現象識への観察角度のみ。故文明内知覚の固定視や不変視は偽で、理想状態か観想方法すら主観で違う。