2010年7月6日

星の中

偽善者の倭人ども
そいつらは日々死刑を執行している
ところが裁判員どもは
「これは許されないこと」と言う
お前らの命がね
一銭でもない
それらに記されたなかみは
誰かの人生時間という贈り物
僕は日本中をさまよった
答えを探して
ところがそれは初めから
生まれた星の中にあった
最も重たい鎖
これを外せれば
晴れて自由の身
只の国民という錆びた鎖
説教くさくなった
お爺さん詩人の大盤振る舞い
デジタルは詩にはならないといいつつ
銀行残高はふえつづけていた
あのまちのすみにある
ぼろ家に住むひとはいない
一万円で借りれる空き家
けど一銭もない少年と猫
ほら聴けよ
どっかのくにのまねっこ
何万もする音楽プレイヤー
この耳にそんな金はない
どっかで見た
ロッカーきどりのポップスおっさん
家族を養う金は俺らが貢いだ
けど今度は「幸せでいいじゃん」とほざく
まじで絶望する
八方塞がりの時代の中央付近
決して諦めたわけでもないが
そいつらは人類を辞任しない
宮崎という所で死にまくる家畜
ニュースを通じてだれも同情しない
しばらく前にテレビでみせられた
あの売名料の出所なのをしってるから
小さな玉手箱
みたいなあなたは聴く
この広い宇宙のどこででも
咲くヒメジオン
彼は遠い昔
空想力の強い子供で
どこででも一人で何時間も
空飛ぶ夢をみれた
行き止まりへの
みちをゆく
旅人は自由の名のもと
資本主義の住人から見ぬふりされた
そのラッパーどもは
凄いを半端ないと言う
遠回しにおのれらの
愚かさを示すため