2010年6月7日

まつりごと

正論原理主義とかいいながら
関西系の猥褻物を撒く昆虫ヤロウ
若者が間違えなくなったとほざいて
東京都の頂上から皇居を見下す虫が
ぶち殺すには十分でない
まだ十分に奴らは馬鹿をやった訳じゃない
僕らは十二分に力を蓄え
奴らが後ろを向いた隙に叩き潰す
遠い時代ここで同じことが起きた
奴らは愚かすぎてそれも知らない
当然ながら悪は滅びゆくもの
遠い昔奴らは威張りながら
僕らの先祖を足蹴にした
その同じ場所で
大宇宙がどれほど広く
あらゆる現象を包み込んでいても
君は見逃さなかった
世界で行われている偽善者の踊り
マツリゴトと言いながら
金をまきちらすそれから威張る
糞女がdisる終ってる人生
どこまでもつづく下らなすぎる
経験された人間業なんて
遠い昔自分が国立あたりの
多摩川に架かった大橋でおぼえた
独特のにおいの嘘
君がてのひらに置いたその花は
火花になって消えて行く今
だれも死ぬまでは肉体をもつ
にも関わらずそれは知られていない
川崎の駅前にあふれかえる人の波
どっかになくした鍵なんて
どうしてさぐろう? すでに
万物はかわりゆくさなか
とっくになくした鍵なんて
いまさらとりもどせるものか
だれも生きていて息を吸う
吐き出すその中に魂をこめて
どこへさまよう? すでに
今日という日は暮れなずむ
僕は大宇宙の隅で言葉一つなく
この街が暮れなずむのを見た
どうせ万人が共通した
血を引く一種なら
いやになるくらいうさけらしい
世間にあふれる同類は何だ
彼らときたところで理由もなく
ふえまくる朝顔の種なだけ
まかれては咲いてくる
校舎のベランダを這う陽よけ
だからといってもうなくなった
長沼画廊みたいにすべては
ウインナー珈琲の匂いに紛れた
小さな法則の塊
あの三階の窓からみえた
わずかな町の景色が僕を救うのに