2010年4月20日

知識哲学

世界の中で重要な記述がどれだけあるかは明白でない。人生時間内で消費や読解できる文章や図式は全て、偶然による部分がかなりある。現今の大学で行われている、科学論文や倫理学説の膨大な執筆指導での量では、既に誰ひとりにも全人生時間で読み尽くせない。毎年その量感は指数関数倍で増え付ける。
 質的精選の試み、学会誌の権威としてのそれは全ての不可欠を漏らさない訳では無論なく、確率で優等な位を占め易い已。故もし読まれる学問が指摘されていくなら、権威より元の原型たる論旨の質に求まる。こういう系は学問が進む速度分の先端領域の獲得率で表せる。
学問進度\先端分化%‥不可欠率