2010年4月16日

交通政策案

都心部の通勤時過密を解消するのに主に二通りの道筋あり。

一つは、ロンドン等で行われている「通行課金制度(通行税)」で迂回を促す事。但し、私見ではこれは確かに通行の絶対量をへらすが、迂回先へ流れた分は迷惑にもなる上、必ずしも経済効果上利口でない。都心部には集積の利益があるから。

でもう一方は、これは一つの発明だが『高級車両の増設』いわゆるグリーン車専用ラインの増設や出入の課金クラス分けで、ここへ入り込める絶対量をへらさずその混み具合を便宜上解消する積極方法。
電車やモノレールの乗換駅の接合や、高速道路の空中や地下への増設と相互乗り入れの加速も、一部レーンの高級化として含む。

 これらの手法は、都心部の私鉄会社と官庁が必ずしも癒着しない侭で、相互に顧客獲得競争の如く行われる方が結果、合理的に分流していきそうだ。