2010年4月28日

米軍基地改組の方途

日本政府の判断力は大衆報道のあてずっぽうの推測などより遥かに高いと信じるが、猶一市民の確かな見解として断言できるのは徳之島分節案とやらは末路が悲惨になる。鹿児島出身者が戦前戦中及び幕末にどんな沙汰に出たかを理解しているなら。

もし本土への基地分設を米国の代表が嫌がる様ならおもいきって米軍一切排斥の手をちらつかせる位の気負いでいい。それが総合してみれば「民主主義の決定」なのであり、日本国土の自律した防衛と米軍の極東保安計画とのより巧みな調和点にも叶うのだから。
具体的には沖縄の民自身が重要な基地を自ずから追い立てたしっかりした証拠さえ中央政府がこの一連の計略で確保できれば、一時的にそこへの危急時での救助の手が一二歩遅れても『国政の責務』としては十分と考えられるだろう。それは身の備えを軽んじた地方民の業の程度に過ぎない。