2010年3月7日

国会中継の電網適性

インターネット最大の利点は情報発信量あたりの維持費面であり、この為、既存の地上波では放映しきれない濃やかな動画チャネルの解放は、行う意志さえあれば今でも可能である。
一般に、公務への不信はその不透明度といらぬ隠蔽場面の多さによるので、国会審議をインターネット中継しつづける政府チャネルを設け置くならそれは各国へ先駆ける大いなる革新といえる。

しかも、この為にはもし最高級の画質など無益な豪勢さを廃し、市販の質のデジタルカメラと必要充分な市販パソコンを通じた実用的中継へ限れば、いわゆる批判にさらされがちな公営法人NHKを使いまわすよりずっと最小限の費用で最大公益が図れることだろう。
だから計略担当大臣の直下の部下数人へこの仕事を託せばそれは大袈裟な手間をとらず即日行える。国会動画の保存の始末だけ、既存の官僚機構、おもに書記官関係者へあとはしっかりやってくれと流せばいいに過ぎない。