2010年2月1日

工学

共振式誘導電源を用いれば電車という形は一切の駆動系統の重みをなくせる。それはスクーターとよぶ方がいいほど。現状の電車で用いている電磁力の三方性(フレミング左手の原理)を電磁線の敷設かその害のないビーム状にした電波波動帯として、既存か新設の線路に通すと、このスクーターは車輪なくとも動く。
 もし最も合理的な輸送に的を絞れば、この電磁スクーターはいわゆるリニアモーターカーの敷設と同様に、重力に逆らえるある程度の磁力の反作用(積載がみこまれる重量分含む)の上で最小摩擦で運行すべきだろう。そして広域にその小型化が進めばかなりの幅の一般向け専用公道か、空気摩擦をほぼなくした疑似真空状(但し空気のいれかえはその換気口を駅ごとに要するか人工空気の浄化機構を積む)のチューブ路線をピストン輸送専用に、地下や空中もいれて考慮できる。